to my ideal

トミ-の雑感

ヨントン雑記

卒論を書かなくてはいけない時に限ってこんな記事を書いているのはなぜでしょう…

 

昨日2か月ぶり、そして当該グループに関してのは4か月ぶりよんとんをしてきました。

活動1ヶ月で突然ヨントンが終わったもののその後も音楽番組への出演は続け、10週もの長い間活動をしていた推したちが初めてのカムバックをした2集でのヨントンペンサでした。

正直死ぬほどモチベなくて、事務所ほんとふざけんな!推しもうやだ!お金かけない!もう追わない!!!と何万回も繰り返し叫んでいたのに気付いたら応募をしていて、そして当日には相変わらず緊張している始末。ほんとおたくやだ。

 

当日19時まで仕事があったので(開始予定時刻19時)定時にいそいそと会社を出て、最寄りの漫画喫茶へ。

毎度自分の映る角度ぶっさいくだなあと思っていたのでスリコでやっとヨントン用のスマホホルダーと地鶏ライトを購入し、カラコンを忘れたので時間が迫っている中カラコンを買い、結局今までのどのヨントンよりも気合を入れて臨んでいる始末。でも今日いつもと雰囲気違う!カラコン入れてる!ってメンバー2人に言われたから良かったでしょう…😂

 

電話かかってくる前も後も、なんかもう心臓10個あっても持たないくらい緊張して、スタッフさんからメンバーに繋がるまでの2分がこんなに長いことってある?ってくらい長く感じた。

で、メンバー出てきて「久しぶり~!元気でした~?!」って名前呼ばれた瞬間に号泣、言うつもりだったことが全部飛んだ。むり。しぬ。

年下の子達ばっかりなのに途中までほんとずっと泣き言言ってて「うるじま~」って呆れられる97のババアをしていた。

緊張解けたのは1集の時になかなか上手くコミュニケーションが取れなかった子との時で、前日にその子が久しぶりのヨントンで緊張してるって話を聞いてゲーム用意していったら今までで1番打ち解けて2人で爆笑できたからネタがない人はオレンジゲームとかやるといいよ()

 

ところでカムバまでの間で推しが増えそうだったんだけど、今回それを本人に伝えてみることにした。

「もともとの推しには秘密ね~!」って冗談ぽく言ったら、良い顔で秘密のポーズやってきて死んだ挙句、最後時間もうないからまたねって言った後に名前呼んできて画面近づいてきてウィスパーで「……さらんへ」って言ってきたのでちょろいから死んだ。もう完全にあなたは推しです。

 

推しには10個のありがとう企画したのにいつも時間にルーズなのにめっちゃ巻かれた(言うて2分半)ので、3個しか言えなかったんだけど、次また聞くから!言われて、他の子達にもまた来週会おうねだの次は~って話をされて、元々今回の活動は一旦この日だけだったはずなのに来ることにされてるの何?と思いつつ、やりながら「TOOに完全に降りるとか言ってごめん😭😭😭すき😭😭😭おまえらしか勝たん😭😭😭」してたからチョロって感じだし来週も気づいたら応募してそう。まあTOOも追うけど。ソンムル買っちゃったし。

 

はぁ、卒論、書かなきゃなあ。

 

소나기

ツイートに残すのは少々気恥しい気がして、だけどここに残ってしまうのもやっぱり気恥しい気がしますね。

 

大好きだった人が突然いなくなってしまうのはこんなにつらかったんだと思うほど、私は一晩中泣いて、朝起きてもやっぱり泣けてしまって、勢いに任せて昨日の朝にヨーグルトを5パックも食べてしまったのはあなたのせいだと言い掛かりをつけさせていただきます。おかげさまで腹痛に苦しめられました。

 

ウォヌソクなんてマイナーコンビをものすごい熱量で推してるの、初めは私たちくらいしかいなかったよね。初めて話しかけたときに言ったけど、そしてよく私にも言ってくれてたけれど、本当に考えることがすごく似ていて、自分のツイートかな⁈って思うことばかりだった。

最初の頃お互い敬語がなかなか取れなかったことも呼び方がずっとさん付けだったことも、私のことトミーたそって呼んでくれるのも、そんなことすら思い出のひとつひとつになるくらい、私は大好きでした。

 

二人でウォヌソクで盛り上がったことも二人だけじゃなくてみんなとウォヌソクやドギョムくんのことで盛り上がったことも、くだらない話たくさんしたことも、真剣な話したことも、ひとつひとつ丁寧に思い出せるくらい、本当に大切な時間だったし、大事な宝物だよ。誕生日に書いてくれたイラスト、本当に本当に嬉しかった。

 

私が苦しいときにいつも優しくてあったかい言葉をかけてくれてありがとう。

私がすぐ絡みにいってしまうのも、受け入れてくれてありがとう。

私のSEVENTEENを語る上のであまりにも大きな存在になっていました。

 

何を知っているわけではないけれど

初めて会ったあの一度きりで、どれだけ周囲に気を使って生きている優しい人なのだろうかと思いました。私が天使みたいだって言ったのは可愛くて美人だからなだけじゃないよ。その優しさとか雰囲気の柔らかさとか、そういうのも含めて、会った瞬間に思ったの(笑)

だから、優しすぎるから、きっと私には想像を出来ないような悩みだってあっただろうし、負担を感じていた部分もあっただろうと思うけれど、いつも私の力になってくれていたのにちっぽけな自分の力が恥ずかしくて情けなくて堪らないや。

 

誰よりも忙しく、

周りに優しく生きているけど、

無理しちゃだめだよ。

自分にも優しく生きてね。

忙しくてもちゃんと寝てね。

朝4時まで起きてちゃだめだよ。

おなか痛いときはちゃんとあったかい恰好してね。

 

言いたいことはたくさんあったはずなのに改めて文字に起こそうとすると

照れくさくてたくさん書けないね。

 

私がSEVENTEENのオタク続けてればいつかまた会える日が来るんじゃないかって思ってるから、その日が来るまで私は気長にCARATやってウォヌソクの女やってるね。

 

本当に本当に今までありがとう。

またいつか会いたいな。あと3人でお泊り会、私はまだ全然諦めてないからね。

 

 

나 정말 그대를 만나 행복했던 많은 추억들을 빗물에 잃지 않아요

내리는 비가 그칠 때쯤에 그때 다시 만나요

우리 다시 웃으며 함께 있을게요

私、本当に、出会えて幸せだったたくさんの思い出を雨に流されて失ったりはしません。

雨がやんだらその時にまた会いましょう。また笑顔で一緒にいましょう。

 

ちょっとした長い独り言

はてなブログ、久しぶりですね。

書かない間にたくさんいろんなことがありました。書きたいこともたくさんあります。

素敵なことや楽しいことはだれかと共有したいし多くの人の目に触れてほしいので基本的にはTwitterに書き留めておこうかな、と思っているのですが

逆にそうではないこと、不意に誰かを傷つけてしまうかもしれない言葉を

少しだけこの先に綴ろうと思います。

書き始めた今日は大好きな人たちのおめでたい日で、SEVENTEENもカムバティーザーが出たというのに一人だけ鬱々と前に進めないのはちょっぴり寂しいのでここに記して終わろうと思います。イムヨンミンくんについて。

 

私がAB6IXを知ったのは、いつだったかは記憶してません。

多分チームを組むことが発表されたタイミングが本当の本当に最初のことだったと思います。Twitterでも前に言ったことがあったけれど、私はWannaOne活動時、WannaOneをちゃんと見られませんでした。Wanna Oneをちゃんと知ったのは2018年の10月、一目見ただけで好きになってしまうくらい魅力的で輝いていてそれでいて刹那的で、だからこそ3か月後を思えば彼らを見つめることは出来ませんでした。これからの彼らを見つめたいと。その中でもデフィは48の時によく見ていたので知っていてとにかく天才だと、天性のアイドルでアーティストだと確信して疑いませんでした。多くの人がそうであるように、彼の多様な魅力に私もハマっていて、彼のことは一瞬で覚えられました。たぶん、Wanna Oneでも一番惹かれていたのが彼だったのは、そう。だから、デフィがいるから、エビの発表もなんとなく追って見ていたし、でもやっぱりAB6IXのイメージはそんな「デフィのいるグループ」それぐらいにしか捉えてませんでした。

私とAB6IXの本当の出会いは、HappyEndingを買いに行ったHMVの視聴コーナーで、それこそ「デフィのところだ」たったそんな気持ちで、それだけの気持ちで、なんとなくヘッドフォンを取った時に私はAB6IXと出会いました。1曲目BREATHを聴いて天才だと思ったし、この人たちが天才じゃなくて何なんだろうと思いました。お店の片隅でSEVENTEENのCDを手に持ちながら夢中になって聞き入ってる私の姿は少し滑稽だったでしょうが、そんなこと一つも気にならなかったくらい、一瞬でAB6IXの虜になりました。家に帰ってすぐYoutubeを開いて、何度も何度もBREATHとHOLLYWOODのMVを見て、活動のステージを見て、プデュ2のHOLLYWOODを見て、そうしてなんとなく推しも定まって。ふらふらと茶の間してる時に、ちょうど高校時代からの親友が突然ドンヒョン君にハマったことが契機となって私の中でAB6IXの存在が大きくなっていました。ソウルコンに行くかは最後まで悩んだしとにかく彼らの歌をこの耳で聞きたかった。姿を見たかった。でもソウルコンが終わった直後にウジンの手術があって、年末はずっと4人の姿を見続けて、ウジンがいなくても、いないからこそウジンの分まで4人で励んでステージに立つ姿にまた惹かれるようであったし、早く5人での舞台を見たい気持ちがどんどん大きくなってました。ウジンが帰ってきた5NALLYはめちゃくちゃ好きなんだけど、ソロ集だったから5人での姿が見たくてたまらなくなったし、2月の日本でのコンサートが本当に楽しみでした。正直、この時の私は、SEVENTEENのオタクをすることに疲れ切っていて、逃げていたから、余計にそう思っていたのかも、とは思うけれど、でもただこれだけは言えるのは、逃げ場だったかもしれないけれど、彼らの魅力があったからこうなったんだろうな、と。私の中でAB6IXの音楽、存在が生活の支えになっていたことは確実で、だからこそとにかくこの頃の私はAB6IXのコンサートを死ぬほど楽しみにしていた反面、コロナでどうなるのか分からない状況にやきもきしていました。結果告げられたのは延期。残念だったけれど、延期でよかった、会えるんだと、彼らを見届けられるんだと思いました。比較的早い段階で日程は決まって、8月、横浜。これすら開催されるかは不安だったけれど、それでも約束をくれるブランニューに心から感謝したし、早く会いたくて会いたくてたまらなかったです。

 

ここからは最近の話。5月19日、約5か月ぶりのカムバックの知らせが届きました。今回のVIVID絶対1位を取らせてあげたかった。大物のいなくなったTHE SHOWなら絶対にできると思ったし、きっとメンバーたちもこのアルバムに懸ける気持ちは強かったと思います。それは6月2日、収録曲が発表されたときに誰もが思ったはず。デフィの作詞作曲を強みにしていたAB6IXがタイトル曲に選んだのは作詞作曲編曲すべてをZICOが行った曲、「답을 쥐(THE ANSWER)」。恐らく当初はデフィの作った2曲目のVIVIDがタイトル曲になる予定だったのだと思います。それを覆す決断をした人たちの決意の強さが見えた気がして、私はより一層絶対に1位歌手になってほしいと思ってました。THE SHOWだけだなんて言わせない、他の番組でだって絶対に1位を取れると思いました。公開されたティザーは最高、特に戻ってきたウジンが最高で、彼のZICO楽曲との親和性の高さを改めて感じて、VIVIDが最高なアルバムになることを誰もが確信したのが6月3日。

6月4日の昼TwitterのトレンドはK-POPのジャンルで「飲酒運転」だった気がします。何か悪い予感がして開くと「ヨンミン」の文字。最初は理解できませんでした。働かない頭でどこのヨンミンだよ、って思った。私の知ってるヨンミンだった。頭を鈍器でたたかれたような衝撃。俄かに信じがたくて、きっとデマだと信じたかったのに、コンカを開くと「안녕하세요 브랜뉴뮤직입니다.」の文字が並んでいて、ああ、と。本当なんだな、と。1番上にあるヨンミンからの手紙、開くと並ぶ見覚えのある、読みやすくてきれいに並んだ丸文字、だけどいつもよりお茶目さが消えた文字。読みたくなかった。いろんな感情が込み上げてきてどうしようもなかった。悲しみ、怒り、虚しさ。事実を知るたびに擁護なんて出来る話じゃなくて、ただの1ファン、それも茶の間を抜け出しただけのような私に出来ることなんて1つもあるわけなくて、こんなことでAB6IXとイムヨンミンの名前が世間に知られることが嫌で嫌でたまらなかった。いつの日かオタクが許しても世間が許すはずは絶対にない。彼の活動休止を受けて、ただ、でも、世間が落ち着いたときに、絶対に戻ってきてくれないと彼の一連のことを許せる気持ちではなかったです。だから、一旦AB6IXのイムヨンミンであることから逃げてくれればいいとそう切実に思いました。そんな簡単な話ではないけれど、兵役に逃げてくれればいいと思った。大韓民国の男子として立派にを果たしてくる、反省する、世間からのバッシングを和らげるのにはそれも手なんじゃないかと思いました。甘いんだろうな、ファンとしてどうしてもアイドルに対してこの考えをしてしまうのは甘いんだろうな。それでもウンイが兵役に行くまでに帰ってきてくれればいいと思ったし、2年かかっても5人でいる姿が見たいと思った。そう願うことしか出来なかった。

でもコンカにはヨンミンへの脱退要求が溢れかえっていて、嫌な予感しかしなかった。それこそ、彼に希望のひとかけらも見せないような酷い言葉で溢れかえっていた。それでも彼は帰ってくると信じていたし、帰ってこなければ許せないとすら思っていた。

 

これは、この記事を書きだした日のことですね。

6月8日、奇しくもVIVID当初の発売日。ヨンミンの脱退が発表された日。

私は幸せな気持ちでE'LASTのデビューショーケースを見ていて、Twitterで呟いていたんですが、フォロワーが「うそでしょ」とだけ呟いていて、まさか、と思った。そのフォロワーとはエビズのことでよく盛り上がっていたし、日付的にも可能性はあると思って。でもはじめTwitterで検索したときは出てこなくて、探せなくて、何か他グルのことかなとやり過ごしたけど、やっぱり悪い予感は消えなくてしばらくしたらトレンドには「ヨンミン」の文字が上がっていた。「なんで今日なの」ってすごくすごく思った。だって、VIVIDの発売日にそんな、そんなことってある?本当は最高に幸せだったはずの日。AB6IXとABNEWが一緒になってお祝いをしていた日。

 

誰のせいでもなく、ただひたすらにヨンミンの責任で、ヨンミンが悪かったということは頭の中で理解していても、そこまで至ってほしくなかった。でもいろんな人の意見を目にして、特に韓国国内の世論、第三者の目から見れば、これが妥当な判断だということはよくわかった。いや、分かったふりをした。そして、これが彼にとって弟たちにできる最後の最後の思いやりだったのかもしれないとも。

 

このヨンミンの一連のことを通して、この期間ずっと考えていたことは「ヨンミンにとってのAB6IXってなんだったの?」ということ。JYPからRBWに移って、そしてブランニューから挑戦したプデュ、ドンヒョンと組んだMXM、デフィとウジンが帰ってきてウンくんが合流してようやく掴んだグループデビューをしたのは約1年前のこと。怪我でウジンが離脱していて、久しぶりの5人万全の状態でのカムバ、ZICOがタイトル曲を書いたアルバム、コロナのせいで中断しているとはいえ世界中でABNEWが待っていた開催中のワールドツアー、デビュー日にABNEWに書いた手紙、ヨンミンはお酒を飲んだ時に一つも頭に浮かばなかったんだろうか。そんなことばかり思い浮かんでは泣いて、毎日を過ごしていたように思います。他の誰でもなく、これが「AB6IXのリーダーイムヨンミン」のやったことだったから。1番しっかりしていてほしい人だったと、

コロナなんてなければよかったとこの時ほど思ったことはなかったです。コロナなんてなければワールドツアーが延期になることはなかった。VIVIDの発売もきっともっと早かったし、いづれどこかでボロが出るかもしれないことはわかっていても、問題の先送りでしかないかもしれないけれど、たぶん、ヨンミンが飲酒運転する事実は避けられた。コロナなんてなければ、コロナさえなければ、私たちは幸せに出会えていて、その幸せはこれからも続いていたんじゃないかと思っている。というか絶対そうだったと思います。

 

脱退発表から三日ほど経ったころかなあ、もう一度彼から贈られた二つの手紙を読み返していて、活動休止のときに出された手紙に涙の跡と葛藤の跡があることにその時ようやく気付きました。ああ、彼はどれだけ苦しんでいるのだろうかと。そしてもう一度読み返した彼からの1周年の手紙は、ちょうど事が起きた一週間前の日付だとそこで気付きました。本当に活動休止と脱退に心がやられていて、冷静な判断ができなくなっていたのだなとも思ったけれど、それよりもなによりも、やっぱり1週間前にはこんなに幸せをABNEWにくれていたのに、と。日付が変わって深夜にあの手紙をあげてくれたヨンミンを信じたかった。外野がギャーギャー言っているヨンミンの姿なんかじゃなくて、本当のヨンミンの姿がどんなものなのかなんてオタクには何一つとしてわからないことだけれど、ただ、私が見てきた、ABNEWが信じてきたイムヨンミンその姿だけを信じたかったと改めて思ったし、問題を起こして、私たちには何の挨拶もしないで、姿を見せないで去っていかないでほしかった。そう願ってても私が何を言ってもむなしいだけで、アイドルとオタクの関係性の無力さを改めて実感させられました。1周年の手紙の最後、「これからもず~~~っと一緒にいようね」だったことが余計につらかった。それがたった2週間後には一緒にいられなくなるなんて、誰一人として想像できなかったこと。

 

そんな中で久しぶりの4人は出勤で元気な姿を見せてくれて。気丈に振る舞ってくれていた姿にこの4人の決心を無駄にしてはいけないと思ったのに、その日ピョルジャリ歌うし…ただ聴きながら4人の姿を見ながら泣くしかできなくて。いつもはちょっと甘えたのウン君が弟たちを支えるヒョンの顔をして優しく微笑んでいて、ドンヒョンはウンくんとともに責任感の強いふたりの弟を見守るような表情ででも時折涙をこらえているように目を開く姿も見えて、ヨンミンのパートを歌わず悔しそうな寂しそうな苦しそうな表情を浮かべるウジンがいて、いつも以上に明るい表情で笑顔で仕草で歌ってヨンミンのラップをやっているデフィがいて、歌詞も相まって、本当にただただ悲しくて苦しくてやりきれない思いばかりが募っていた。どんなオタクよりもつらくてきつくて彼の決心に対して様々なことを考えたのはほかでもない彼らで、一体どんな思いでそこに立っているのか、歌っているのか、この曲を歌うことを決めたのか、計り知れないほどのものと1番戦っていたのは残された4人の弟たちだ。

この歌詞と曲を書いたのはドンヒョンで、彼はメンバーの中で誰よりもヨンミンと長くて濃い時間を過ごしたことは間違いなくて、だから、やさしく微笑むドンヒョンを見ているだけで、思うだけで、涙が止まらなくて、この日の彼らの笑顔は何よりも綺麗で儚くて苦しくて美しくて悲しい笑顔でした。


AB6IX - 별자리

 

さて、この記事を書き始めたときから大分時間が経ってしまって、アルバムの再発売日も決まりました。刻々と時間が過ぎていく中で、きっと私は4人のAB6IXに慣れていくでしょうし、おそらく受け入れていくと思います。今ですら少しずつ受け入れ始めている自分がいるのも事実。でもいつもきっとどこかで過ってしまう。「ここにヨンミンがいたらどんなステージだっただろう」と。

CDのヨンミンの音声はすべて消されたんだろうか、CDもファンクラブキットも廃棄なんてしなくてよかったのに。ヨンミンの脱退前に収録された番組は不自然にヨンミンだけが切り取られていて、それだけならまだ良かった。5人でステージの収録をしたものの準備風景は恐らく4人で撮り直しさせられている番組もあった。ウジンの表情を見ていると苦しくて苦しくて仕方なかった。奇しくも共演にプデュ時代に彼らがお世話になったチータ先生との共演だったのも心にくるものがあった。ヨンミンのパートで彼が映らない分映される共演者や観客たち、チータ先生の表情は優しくてどこか誇らしげに見えて、誰もこの時はこんなこと予想していなかったって思うと、ああ、やっぱり脱退から2週間経って慣れてきたつもりでも心の中で無理をしているだけなのねと思ってしまったなあということが正直なところ。でも、5人で最初で最後のRedUp、聴けて良かったよ。そしてこんな状況になってひとつ改めて気付かされたのは、ヨンミンはいつも一番メンバーが見える端のところにいたんだね。位置が決まっている時以外でもいつでも一番外側にいたんだとこうなって初めてあなたのそんな優しいところを見つけてしまうのが悔しい。

 

やっぱり舞台の上で5人そろっている姿を見たかったし、遅くないからいつでも戻ってきてほしい。だけど、覚悟を決めた4人の姿は応援していきたいから後ろを見ずに前を見て4人を追っていこうと思ってもいる。7月と8月の日本公演は中止になった。それは覚悟していたし、今の4人の状況を鑑みれば6月29日のカムバから7月6日、7日に日本公演をやるのはコロナがなくても公演内容、立ち位置全部変えて行うのは無理だし、そもそも入国できない状況だから仕方ない気もする。6月始まってから4人はもうずっときっと心が休まることなんてなかっただろうし、VIVIDの活動が終わったら自分たちのためだけの時間を作ってほしいな、と思っている。そしてこんな状況だからこそVIVIDでAB6IXとして1位を取ってほしいし取らせてあげたい。そんな気持ち。ヨンミンも1位のその場にいてほしかったな。

 

私はヨンミンペンじゃないから、今割と落ち着いて4人を見られるのかもしれない。私の友達は初めてK-POPで好きになったのがヨンミンで、もう、しばらくは見たくないと言っていたけれど当たり前だと思う。私、これがウンくんがもしなにかあったらどう思うんだろうか。ウンくんに限ってそんなこと想像するほうが難しいけれど、戻ってこない悲しみは計り知れない。長年オタクをやっているし、真剣に追っていたものにインディーズバンドがあるから突然の脱退や解散には普通の人よりは慣れている方だ、というか多分私は切り替えが早いタイプだとは思う。それでも自分の推しだったら?想像したくもない、したくもないことがヨンミンペンには降りかかっている。高校時代からの親友なのになんて声をかければいいかわからなくて私は正直彼女に対して押し黙ることしかできなかった。

 

ウンくん無理しないかなあとちょっぴり思う。もともと末っ子の甘えたさんだけど、だけど、頼れるヒョンでいようと頑張らないで気張らないでいてほしい。ウンくんの柔らかくて優しい空気がきっと弟たちの支えになるから。甘えん坊だけど元よりしっかりしていて物事をきちんと捉えて考えられる人だからこそ、気負い過ぎないでいてほしいなと思う。AB6IXにはお兄ちゃんみたいな真ん中っこのドンヒョンくんがいて、やさしくてちょっぴりシャイなウジンくんがいて、しっかり者でちょっと頑張りすぎ屋さんのマンネがいて、そんな3人の弟たちがいるから、ウンくんはウンくんのままでいてほしい。ウンくんもドンヒョンもウジンくんもデフィも、みんな頑張りすぎて無理してしまう4人だから、少し心配だけど、AB6IX花道だけを歩いてほしい。

 

いつか5人でのステージを見られることを心の中では期待して、4人とヨンミンが幸せに過ごせることだけを願って、長い長い独り言を終えようと思います。イエッピたち400日おめでとう。


幸せを沢山頂いたお話

第3章・Ode to you in SEOUL 막공

先に謝ります。記憶が飛び始めてます。すみませんでした。

 

登場人物

SEVENTEENさん

私と周りの愉快なオタク達

 

1歩会場に入ると視界がひらける。

エッこんな感じなんや......そう思いながらスタート地点を瞬時に見定める。

センステ目の前は既に多くの人が集まっていた。私のチケット番号は1200番台だったから諦めてはいましたが。

でも、忘れてはいけない。

私はバンドの追っかけをしていたんです。しているんです。経験上分かるのは、端の方で待っていると公演が始まった瞬間みんなが真ん中に集まっていくから比較的前に行きやすいってこと。これ皆様覚えておくと良いです。

そして私の経験上ウォヌくんとドギョムくん、何故か彼らはアンコールとか自由に動く系で悉く下手に行く。私HARUとHANAは5公演入ってほとんど上手だったんですが、ドギョムくんholidayで上手側に走ってきた記憶が無いですしウォヌくんはいつも下手でお手振りしとった。となると私が一目散に目指すは下手側。(ここまで僅か0.8秒。高橋名人もびっくりの思考捌き)

外周階段から少しズレた位置の前から5列目につけた。うん、上々。

メンステ見づらいかも〜しつつ、割り込みしていく日本人Caratを横目にモラル💢💢しながらMVを見つつ、みちげったちんちゃって言ってるゼニガメとカトクを繰り広げていたらあっという間に開演だった。

HITのMV見てたら左斜め後ろにいたミンギュペンちゃんがミンギュ出てきた瞬間に「アァ〜〜〜!カムサハムニダ〜〜〜カムサハムニダァ!」言うてて、「ありがとうございますありがとうございます」ってリア友と繰り返してたハルコン開演前がフラッシュバックしました。オタクは万国共通でオタクだった。

 

さて、暗転すると開演の合図。目の前のセンステへと伸びる通路には薄い幕がかかった。どこから……?と思っていると様々なところから出てくるメンバー達。どこ見ればいい?!状態。もうメンステ寄るどころの話ではなくてこちらではあっちに走り、他方ではこっちに走る。CHAOS。Oh, this is chaos...

後ろにはバーノン!めちゃくちゃ美しかった、、、そして姿勢が良い。

目の前にはスンチョル!あまりにもかっこよすぎて震えた。オーラがやばい。しんじゃう。

後ろの通路立ち止まったウォヌくんが見える。涙が止まらなかった。私この人に会うためにはるばるソウルまで来てよかった。

 

それぞれが幕が上がっ………………え、上がらないじゃんなにそういうやつ?騒然とする会場。絶対クプス笑っとるやんけめちゃ可愛い。ずるいぞ。

 

(何の曲やったかは省きますね〜😆😆😆)

 

 

もはやMC聞きとるのに必死すぎて全然覚えてないので、時系列ぐちゃぐちゃながらせぶちくんたちまとめます。曲はイルコンでも被ってるので省略。

 

・自己紹介でホシくんの왕자님コールが出来たのがあまりにも嬉しかった……ちなみに王子様コールは「おじ様」に聞こえて死んでる私。

・ソウルで젠틀맨コールは初めてかな?と思いとにかく声を張った。「ジェントルメェン!ジェントルメェン!!!」

・「아더님!!!!아더님 !!!!!!!!!」花道走ってきて剣を抜くドギョムくん。「아〜〜〜〜〜〜〜더〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!😭😭😭😭😭😭😭」ここで声を枯らすとみちゃん。脳内でカテコ曲が流れ始め、1人で泣き出す。エクスカリバーに関して情緒が不安定すぎる。

・ウォヌくん相変わらずさっぱりとした挨拶

・「VOBO!!!VOBO!!!!!!!」って声張ってたら周りの韓国オンニたちノってくれてみんなで叫んでた。愉快で素敵なB区下手端の民。

・VCRのウォヌソク、イエップダのウォヌソク、ああそんなに確定ウォヌソク、いいんですかいんですかこんなに(CV.野田洋次郎)

・絶対ジュニアマンション

・アンコール仲良しせぶちくんたち

・ウジさん声が出ないのに一生懸命伝えてくれるのが本当に泣けました。その後のアンコールではやっぱり気にならないくらいの声で歌ってて本当に泣くしかなかった......

・走り続けるブソクジュンギュフン

・やっぱり下手に来るウォヌソク

・ウォヌくんを追いかけてそして勢いよく抜いていくドギョムくん、後ろをてくてく歩くウォヌくん

・ディノエハルモニイムニダ〜!の可愛さやばすぎてゃばゃば

・アンコールでもアダ!アダ!されてたドギョムくん

・終わらないアジュナイス

 

 

 

……1ヶ月半置いてしまうと、そして曲絡めないと書くことが全然無くて今私は酷く焦っています。

 

というかただでさえイルコンで常日頃「目が!足りん!!!」と騒ぎ倒すのに、ソウルコン360°外周追えるわけなくない?(逆ギレ)

いつも中華ペンと入るんだけどお互いの感想違うんですよ。そんな私じゃ無理でした。だけど、のびのびと走るせぶんてぃ〜んくん達が本当に楽しそうで心から楽しんでるのが伝わってきて私も本当に楽しかった。

 

とにかく、SEVENTEENに沢山の幸せを頂いた3時間だったけれど、でもね、それと同じくらいとても幸せな時間を過ごせたのは周りのCARATたちのおかげだったと思います。

 

ソウルコンのスタンディングって入る前の私の印象は「とにかくしんどい」。
私の想像では立ちっぱなしで押されまくって団扇なんて持っていった日には全てがボロボロになる、熱中症になるし水は周りとの奪い合い、とにかくみんな自分と推しのことで必死な地獄絵図。
まあまあ、こんな状況実は慣れてるからいいんだけれどもでもヒールで踏まれるかもしれないとか、熱中症で倒れるかもしれないとか、とにかくありとあらゆるトラブルを予想して私は今回ソウルコンに挑んでいた。

装備はにゅろっぽんのみ。足元はスニーカー。カバンは件のボディバッグ(怖)。首から凍らせた水を1本下げてカバンの中にも1本。結露して携帯壊れるのがイヤなのでこちらは常温。VCRとアンコール前で塗り直せるようにKATEのリップ(PCごとに色が違うよ!オススメだよ!!)

https://www.nomorerules.net/special/cc_lip/https://www.nomorerules.net/special/cc_lip/

準備は万端。お腹は空いてるけどアドレナリンで乗り切ろうな。
ちなみにはぬちゃんから「日本人の若い子ばっかりだよスタンディング」と聞かされてました。ぴえ、、、ババアは怖い、、、

 

始まって2、3曲目あたりには場所が定まり始めていて私はステサイの3列目までつけていた。周りから聞こえてくるのは韓国語のみで、年齢層は大学生かオンニ達。え〜!聞いてたのと全然違う〜〜〜!とりあえず日本人を悟られないように発音めっちゃ頑張るけどMCは韓国語の授業の如く必死で聞き取りしてたので反応ワンテンポ遅れるのしんでたむりしていたら、隣の子が熱中症で座り込んでしまった。ケンチャナ?も、ムルマシムニッカ?も一言も出てこない。英語すらも出てこない、実践できなさすぎトミーしっぱ〜い!(これはイルコン後に書いています。)

オロオロしてみ、みず、、、とか言おうとしたら周りのオンニ達がその子を助けにいった。「괜찮아?」そうだよ、大丈夫?はケンチャナ?ですわ...周りのオンニ達のおかげでその子は無事MC終わるまでに復活していたけれども、その後もしゃがみ込んで辛そうにしてるオンニ(って言っても年齢そんなに変わらないけど)がいて、周りがケンチャナー?ステップニムムルジュセヨ〜〜!とか言っていたので、勇気を出す時が来たのです。とみちゃん、首から水を取り、キャップを開け、目の前のオンニに差し出し

 

 

「…………………………(にこり)」

 

 

…………一体私はなんのために半年韓国語勉強してたんだろうね、何も出てこない。辛うじて出てきたのは5年通ったECC

 

「……………………うぉーたー…………?」(ドギョムくんヴォイス)


絶対オンニニヤついてた無理。でも。「아~~~진짜????감사합니다~~~~😭😭」泣いてる絵文字見えた。チンチャ。可愛い。水返す時のthankyouが素敵だった…英語ってすごいね。世界を繋ぐよ。


「Japanese?」
「ネ」
「ワ〜〜〜〜テバギダ、コマウォヨ〜〜〜〜」
そう言って扇風機貸してくれた。え〜ん嬉しい死ぬほど嬉しかった。本当に泣きそうだった。バチンと音のしそうなウィンク。オンニかっわいい〜〜!この後このオンニや周りの子達と水あげあったり、団扇やスローガン、扇風機で風送りあったり、とにかくみんなで助け合いながら生き抜いた。アンコール前にウリエセビョクを合唱したんだけど、入り間違えたりラップ歌えなくなったりして笑いあったりとか、アンコールではお互いの推しに気が付いてて「ウォヌヤウォヌイッソヨ!」したり「オンニジョンハナ!」したりしてたんだけど、マジで本当に素敵な時間だった。
絶対周りがこの人たちじゃなかったら、ひとりでSEVENTEENを観てただけじゃ味わえない楽しさと素敵だという感情と感動と。た〜くさん幸せを頂いたなという時間だった。帰る時に「あんにょーん!カムサムニダ〜!ありがと〜!」ってお互い言って別れたんだけどすごく本当に感動した。好きって気持ちを共有し合うときに言語も国境も国交の状況も関係なくて、そこにいる人と人でしかないんだ、と思った。オンニもオンニ仲良しの年下ちゃんたちもカトク聞けばよかったん。

 

無事帰ってこれた今だから言えるけど、行く時はほんっとに不安で。なんてったって日韓関係がいっちばん最悪の時だったから最悪の事態が起こることも考えて行ってた。殺されてもおかしくないってね。全然平気だったけど、でも心中的には、何故か私の周りは全く日本人がいなくてすごく心細い状況で、でもそんな中で本当に優しい人達に出逢えたというのは本当にすごくすごく心に残っていて、私にとって大切な大切な時間になったと思う。終演後も韓国Carat達が「スゴハセヨ〜」「スゴハッスムニダ〜」「カムサムニダ〜」ってスタッフさんひとりひとりに言っていて、ソウルコンでは当たり前の光景なのかもしれないけれど、初めて本国コン入った私にとってはすごく新鮮で心温まる光景だなあと思いました。

 

 

SEVENTEENだけでなく、でも確実にSEVENTEENへの愛に包まれた公演でした。
本当に行ってよかった。

 

ソウルコン編終わります。

SEVENTEENさんもCARATちゃんも更に大好きになって、自分の抜け加減に恐慄いた1日でした。

 

 

 

追記

帰りですか?そのまま仁川空港泊してはぬちゃんを羽田で出迎え、某駅まで向かい、改札前で4時間ガチの立ち話してました。現場からは以上です。

 

P.S.

件のボディバッグ

韓国に飛びたい話



「……申し訳ありません、今日って何日でしょうか?」

「……………………へ?」

 

ソウルコン当日編、始まります。

 

 

〜第2章・コンサートに無事行きたい編〜

登場人物

トミ-

幼少の頃から自動ドアに挟まれがちな人生を送る。小学生の頃にぶつけすぎてダメージを受けたことにより鍛え上げられたトミ-の右足の小指はローファー2足を含む計6足のに穴を開けるほどの力を持つ。

 

はぬ

久しぶりにジョングクのセンイルカップホルダー回ったらマスターがさらに増えてて辟易してたゼニガメ。最近居住地近くのミニストップが潰れたらしい。県内格差。

 

特別出演・さんりちゃん

さっき画像整理してたら何故かプレビューDKが5枚もあって疑問に思ったけどさんりちゃんが私のスマホにめっちゃ保存してたの思い出した。私容量全然ないんだってば。

 

 

さて時刻は朝の7時過ぎ。トートバッグ1つ。よもやこれから韓国に行く人間とは思えないほどの身軽さで、出発直前にプロテインでお腹を満たした私は元気に「いってきます」と玄関を出た。とりあえずもう、帰ってきたら怒られようネ。巻き込まれる兄ゴメンゴ。

オレンジ色の電車に揺られながら、ああ今日はもうソウルコンなんだ…とドキドキが止まらなかった反面、夢見心地であった。なんせ私の現在地は当日にも関わらず未だ"Saitama, JAPAN"なのだ。うわダッセェ〜!実感が湧かなさすぎてこれから行くの幕張だっけ?という錯覚にすら陥る。いつもなら成田行くの日暮里乗り換えなのに東松戸で乗り換えだから余計もう全然実感湧かないし。え、めっちゃウケるなにこれマジでこれ成田着くの?つかこれ書いてて私身バレ平気?私の地元が分かった人はマシュマロまでお願いしますね。なお、はぬとんゆには参加権ありません。

無事に乗った京成でパラッとTwitterを開いたらなんか1曲分かってしまったネタバレ絶許マン。エッ無理。前日目にしてしまった1曲と合わせてつい涙を流し胸が詰まりはぬちゃんに慰められ、そのついでみたいにウォヌソク100あるからなって言われてヴァ?????した。むりウォヌソクちゃん好き。(語彙力:-1996071719970218)

 

さあ成田に着いたぞ!と私は改札を足早にチェックインカウンターへと向かった。うんそう、若干省略したけど足早に。

少し人集った列。目の前の3人組大学生男の子たち(たぶん年下)は初めて韓国に行くようでめちゃくちゃ可愛かったし、あのめっちゃキムドワン激似の男の子がいた。日本人だけど。yellowのジフンさん観てくれよな、キムドワンがイケメンでイセジンがただただ可愛いだけのドラマだ。そんな中ようやく自分の番が巡ってきて意気揚々とパスポートと予約確認書を出す私。対するはパソコンとにらめっこするグランドスタッフさん。

しばらくして彼女は申し訳なさそうに口を開いた。「あの、今日9月1日ですよね?」何を言い出したのかと思った。「ええ、まあ」何故そんなことを?と訝る私は次の瞬間とんでもない言葉を聞いた。

 

 

ご予約日が9月8日でして

 

 

 

………………………………は?

 

 

開いた口が塞がらないとは正にこのことか。えっなにまさか私今日のフライト取ってないの?え、無理どうしよう。彼女を見つめた。苦虫を噛み潰したような顔で微笑まれた。

「あ、そうなんですね〜ハハッ分かりました〜」もうそう言うしかない。乾いた笑いを残し足早にカウンターを去った。またいつか会おうなキムドワン。

即座に乗るはずだった便を調べる。が、完売。そりゃそうだよねあの会社直前でバカ安くなるもん。即座にサイネージを確認し、同じ時刻に出るはずのジンエアーを見たがそもそもページが出ない。え〜〜〜っ!まじぃ〜〜〜〜〜?した。ウエハラジュンになった。ちなみに日プはひとつも見ていないけど割と真剣に潤くんが1pickだよ。ウエハラジュンデビューハジャ!

話を戻す。やばいやばいまずいどうしよう間に合わない、そう焦っていた私はここでようやくスカイスキャナーを開くと、そこにはまだ空席のチェジュ航空の文字。予定は30分ずつずれるが走ればいけるかもしれない。いや、行ける。高校時代学校中を走り回っただろうトミー?マンドリン部室のある第3校舎から教官室に行って用事を済ませた後に3年の教室にまた走り生徒会室行ってからの進路室行って会議室からの社会科教務室行って穣を探し回っただろう?そう思って即座にクレジットカード決済を済ませ、「やっば飛行機乗れない」ってツイートして5秒でツイ消しした。てかごめんさっき超話盛った。松崎先生探して走ったけどこれ思い出したのは今ですごめんなさいすみませんでしたすぐに話を大きくするね。ちなみにこの時無駄金がかかることにもはや迷いはなかった。成田まで来てしまったのだ。腹を括った。なお自宅からたかが1時間半、最寄りからは1時間強だろとかいうツッコミはこの場では不要だ。あと一瞬家帰ろうかな今帰れば怒られもせんしなって思ったことも秘密だ。はぬりんごめん。

 

さてしかし困ったのだ。チェジュ航空のチェックインカウンターが見つからない。目の前のデジタルサイネージにはチェジュ航空のCの最初のカールすら見当たらない。Google検索で世界を見る(ff.今宵月が見えずとも)。奴は第3ターミナルにいた。今いるのは第2ターミナル。てか第3ターミナルってどこから行くの。

外に出てようやく見つけた第3ターミナルまでの看板が言うにはここから約650m先に彼はいるらしい。私の1000mのベストタイムは3:52(言うほど速くねえな)、100mは17.2(おせぇな)、50mは8.2(遅いし何故100で倍以上のタイムなのか)。単純計算で体力の衰えも考慮すれば3分で着く。ちなみに私は中学時代陸上部に入らなかったことを死ぬほど後悔してる。バド部で主要な関節という関節を壊した。(知らんがな)

 

TMI多すぎない?だからTMIって言うんだけど、ここまで2291文字です。(残り3017字)

 

結局3分半で第3ターミナルに着いたのだが、人間ってのは焦るのは本当に良くないのだろう。ダッシュして並んだカウンターは別便のチェックインをしていた。しかもここ並んでる時に隣の列のウェイ♂共におかめ納豆って言われた。まじXXスした(自主規制)。直前までメイクしたくなかったから日焼け止めしか塗ってなかったし言いたいことはめちゃ分かるので余計に腹たった。クソ。で、素直に並び直した。もうまぢむりマリカしよ。私マイメロになりたい。そんなことを考えているとアナウンスがかかった。

 

『……航空、11:20の便は30分遅れて出発致します。ご搭乗のお客様は……』

 

 

………………………………は?(本日2度目)

 


えっ待って今どこ航空って言った?!なんかジェットスターって言った気もチェジュ航空って言った気もする。あと5分くらいしかないのにカウンターのところでずっと立ち往生してる男子大学生たちのせいで全然列進まないしよく見たらおかめ納豆野郎共だしどうすんのほんとこれ。もうまぢむりマリカ(以下略)

半泣きではぬちゃんに爆カトクする。もう死にそうな私。もうやだむりおうち帰ろっかな。いや、行けるかな?行きたいウォヌくんとドギョムくんに会いたいㅠㅠオタク推しに会わないと生きられないㅠㅠそんな感情がぐちゃぐちゃの私を慰めるようにカトクしてくれるはぬちゃん。まじで泣いた。てかめちゃくちゃ可愛い。ほんと可愛いから晒す。大好き。


f:id:tomiedonie:20190925020339j:image
f:id:tomiedonie:20190925020344j:image
f:id:tomiedonie:20190925020349j:image

さて、結局締切よりも前にチェックインを済ませた。クソ雄共はまだ手こずってた。ざまぁ(性格の悪さが滲み出る)

安心したらお腹が空いた。そういえば今日はプロテインしか飲んでないな、とローソンでオクラのネバネバ低糖質麺を購入し、5分でかき込むとそのまま出国審査へと向かったのだった。なお、低糖質麺にしたことは後々悔やむこととなる。

飛行機に乗った。隣の女の子がiPhone使えなくなってた、「韓国にドコモってあるの〜〜〜?!」うーん、ないと思うよ。Appleショップ行けば?と思いながら寝た。よく寝たな、安定してるしもう上空かなそう思って時計を見ると先程から20分経っていた。でもシートベルトの表示はそのままだ。何故だ。答えは簡単、私たちはまだ陸にいた。まずい。開演間に合うか?しかしここではもうどうにも出来ない。その10分後に漸く離陸した機内で30分仮眠した後にメイクを済ませていると韓国に着いた。ちなみに着陸は予定より早かった。え、いつもそれくらい本気出してもらっていいのに。

シートベルト取っていいと言われた瞬間に席を飛び出した。仁川空港あんなに走ったのこれまでもこれから先もないと思う。ないと願っている。超スピードで入国審査と検疫WiFiの受け取りを済ませ、手持ちが60000₩くらいあったので換金は諦めた。そうしたら私は飛行機を出てから15分後の空港線に乗っていた。1000m3:52が遺憾無く発揮された瞬間である。バド部でフットワーク沢山やってて良かった。え?最近ですか?こないだこるこる流しながら走ったらまさかの1000m4分で走れたけど基本5分強かかりますワ。
ちなみに仁川着いてケータイ開けたらさんりちゃんからの安堵のLINEが入ってて、いつも心配かけてごめん...ありがとう大好き...した。あとあの短時間でツイート見てたさんりちゃん強すぎた。本当にいつも大好きありがとう。

 

空港線からマゴッナルで乗り換えた電車の中で通知が来る。
「ごめん電車逆方向乗って間違えちゃって16:15くらいに着くことになりそうだ、、、、わたしがごめんすぎる、、、、、私が焦ってしまった、、、、」いやはぬちゃん焦らせてごめん〜!!!
「あ、もうちょい早いかもしれんが。16:00過ぎくらい。今汝矣島」えっ待って私もさっき汝矣島出た。銅雀着くよ〜!いまどんじゃく!まさかの同じ電車だった。あまりにも仲良過ぎだろ。

次の駅までお互いの号車たぶんこれだった気がする!と言いながら、高速ターミナルに着いた瞬間に走る俺。自分の言っていた電車と真反対にいることに気づいた。あ、もう電車動いちゃう。一旦ここで入ろう。来る通知。「ごめん!5-3だった!」……………………目の前の表示5-3なんですけど。仲良(((


そんなこんなで車内でグッズとチケットを受け取り、仲良くけーすぽまでダッシュ!途中で妖怪の写真も撮ってくれて色々場所教えてくれてバイバイ!はぬとみ史上最もあっさりとした別れだった。なお本物のはぬちゃんは韓国編ではここでしか出てこない。

はぬちゃんと別れた私はまず荷物を預けるべく、テントへと向かった。そこには恐らく大学生のアルバイト2人。「▽%@원 입니다」うん。値段が聞き取れない。とりあえず50000₩出しといた。
その後荷物と引き換えにステッカーを渡されると思いきやくれない。「응언봉」「ah...?」「봉.라이트」貼られた。整理番号218だった。え、けろぽん持ってなかったらどうすんの。つか凹凸あるので普通に剥がれたんですケドネ。訳はわかめだ。


f:id:tomiedonie:20190925144551j:image

 

その足で向かったCUで常温のお水を1本手に入れ、屋台で凍ったお水を手に入れてからふと気付く私。「お腹空いた…」若干頭がボーッとする。明らかに糖質不足の症状が出始めていた。なんでオクラのネバネバ低糖質麺にしたんだろう私...。手元には水しかない。しかし時刻は16:20。スタンディングの入場開始は15:30だったはず。いいや!このまま乗り切ろう!!ちなみにこんななりして低血圧低血糖で2回くらい救急車乗ってるんですけどねテヘペロ(ノ≧ڡ≦)☆

アドレナリンでカバーできるやろと信じ、入口向かったのだがしかしまだ自分の区域1人も入場してないし前の区域が残ってた。え〜〜〜〜ご飯買えば良かった。お腹すいた。倒れたらどうしよう。そう思いながら自分の列を探していると2人組のお姉さんにいきなり声を掛けられ捲し立てられた。「c구티켓있다?내 A와교환해주세요?????」「......헐?」精一杯の韓国語である。こちとら3時間前まで日本にいたんだよオラッ。てかめちゃめちゃ日本人です!って格好してきたのになんで?むり。

「아ㅏ.....whereufrom?」「アーいるぼん(富)」あ〜言うて隣の人が日本語話してくれた。「チケット、チェンジ、いいですか?」「アー……」多分マスターさん。番号を見た。最後から10番くらい。「ステージ、近い」まあA区だもんね。「ンーアァ...ソーリーチュソンハムニダ」まあ笑顔で断った。つまみ出されたらやだもん、って思ったけどよく考えたら私のチケット名義キムボラムさんだったの冷静にむり。

 

並んでいる間に荷物を整理し、メイクを直そうとした刹那、左手に持っていたカラット棒を物凄い勢いで落としてしまった。割れたんじゃないかという音が鳴った。むり今からライブなんですけどまってむり。高校生2人にめっちゃ心配そうな顔で「ケンチャナヨ〜〜?????」って言われた。齢が5も下の子達にめっちゃ心配された。じゃんねんですね御年22、97年生。「ネ〜ケンチャナヨ〜...」Vライブのミンギュが頭をよぎった。역시김민규야ってコメントしたんだけど역시토미야...小5の時隣の席の幸大くんに「お前って物落として拾った瞬間に物落とすよな」と突っ込まれたことを10年経っても忘れていない。10年経った今でも忘れ物してない?落し物してない?めっちゃ心配だよお前。ってカップル共々いつも心配してくれてありがとう。ヨクシトミヤ。ミアン。

そうこうしているうちに列は動き出し、漸く会場の中へ。(ここでもいろいろあったけどもう疲れたので端折る)

緊張と不安と興奮と期待が入り混ざった高揚感を抱きつついざコンサートへ参らん!続かないかもしれません。(むり)

5日前にソウル行きを決めた話。

9月1日、私は韓国・ソウルにいた。

目的はそう、

SEVENTEEN WORLDTOUR  OdetoYou

 

しかし驚くべきことに10日前の私はここに自分がいるとは全く思ってもいなかったのだ。

 

〜第1章・ソウル行き決めた編〜

登場人物

トミ-

いわずもがな俺。インディーズバンドの追っかけで培った、後先考えない行動力が武器。稀代のやらかしマンで強運と悪運の持ち主。妙に義理堅いというか軽く流せないタイプ。

 

はぬ

せぶんてぃ〜んさんに対するフットワークが軽すぎるハニペン。HANAで初めましてしてから私が月平均3回会っている人。

 

特別出演・ぴ!ちゃん

人としてのレベルが総合的にめちゃ高いミーニーペンのお姉ちゃん。ぴちゃんのおかげで今回の渡韓生き延びられたと思っているので感謝しかないです...。

 

時は遡り、8月25日。

お馴染みはぬとみコンビはウォヌハニを拝むため原宿に来ていた。

展示会で小一時間騒ぎ倒し(TOURMALINEさんCLOUDさんすみませんでした...)、御社で騒ぎ倒し、そして原宿から歩いて新大久保へと向かったのだった。

ポッサム冷麺をつつきながら、話題はサマソニに行こうと言いながら行けなかったKCONLA、ウォヌソク、ドボイズ、EXID、プエクにX1。お察しの通り8割を私が喋っている。

そんな中、アイツがこんなことを言った。

そういえばソウルコンのチケット捌けたの?まじで決まらないなら私行こっかな(笑)」

……私である。

私は彼女が諸々の事情の末にチケットを余らせていることは知っていたのだ。

「1階席の方に連絡来てるんだよね、でもスタンディング譲りたい。3日間入るし。とみちゃんが来てくれるならめっちゃ有難い…」

なんとなくの軽口が、私の中で大事になった。私が答えを出さないとこれは3人くらい巻き込んでしまう…自分の言ったことにこんな時ばっかり責任を感じてしまう私らしいのだろうか。

翌日昼過ぎにカトクにて質問を投げかけてからはあれよあれよという間に話は進み、チケットを譲っていただくこととなった。8月27日、参戦5日前のことである。今更思うが、自分でもやばいと思う。

 

余談だが、私は先日エクスカリバーから帰国した足でcrestに行ったらバンド一緒に追ってるおじさんに言われた。

「バンド追いかける感覚で韓国遠征するのやばすぎでしょ🤣🤣」

ひろぴょん、俺は去年の秋naco is...の済州ライブ行かなかったことをいたく後悔してるんだ。それからは韓国だろうとどこでも行くって決めたんだよ......

 

ソウル行きが決まった私は即座に諸々の予定を立て入念な準備を始めた。なんせ私には前科がある。

そう、190801エクスカリバー事件

つまり、任務を遂行するには出掛ける直前まで母親にバレてはいけないのである。日韓情勢は前回より明らかに悪い。バレたら死ぬ。

今回はパスポートの居場所が分かっていたので、事は非常にスムーズであった。クレカもきちんと見つかった。

※なお、この時点で帰ってきてから怒られる覚悟はしている。あとこの頃から親知らずが露出してきた。いや出てきた親知らずの歯並びめっちゃいいんですけどネ。

 

行きの飛行機、空港からの電車、帰りの電車、終電の時間、帰りの飛行機……

韓国マスターぴ!ちゃんのお力添えで電車の時間を把握出来たこともあり、今回の渡韓準備は完璧だと確信した。2日くらいスカイチケットとティーウェイのホームページ張り付いて、行きと帰りそれぞれベストタイミングで購入したおかげでめっちゃ安くエア取れたし。完璧だった。

 

 

……そう、これでもう大丈夫だと思っていたのだ。完璧ジャーン!ケンチャナヨー!だったのだ。私の中では。

全てを済ませた8月30日正午過ぎ、ソウル出発まではあと48時間を切っていた。